アオザイと微笑みの国ベトナムの部屋にようこそ 


今回の旅は、母親の喪明けを待って11年ぶりに家内と二人でホーチミンに行く予定を立てました。
家内は、久しぶりのホーチミンなので友達親戚その他の総勢30数人分の
名簿を作り、お土産品の調達が半分の目的です(笑)
その他、ミトー市に住むThuさん一家に逢うのも楽しみの一つで、日本からのお土産も
準備し、パスポートも新たにし10年を取得して楽しみにしてくれてました。

2023年2月10日の出発の朝、どうも天気が悪く雪の予報が出てました。
今回も、自家用車は使わず羽田までの高速バスなので、駐車場までたどり着けば問題はありません。
予報通り、調教近郊まで来たら周りの景色は雪化粧になり、自家用車でなく良かったと
家内と二人で顔を見合わせ安堵してるうちに、空港に到着です。

去年は、まだコロナ禍だったので発着便が少ないので、チェックインカウンターも2時間前にならないと
開きませんでしたが、今回は戻り始めたのか開いてました。
なので、直ぐに荷物を預けて空港内を二人で散策して時間潰しをしながら
軽めの昼食にホットドックを食べる事に、ラウンジが使えるのでそこで何でも食べられます。

出国審査を済ませて、家内は早速娘からの化粧品の銘柄指定を探しながら免税店に直行です
後は、出発時間までラウンジで過ごせば問題ありません。
去年は、免税店の半分も開いていませんでしたが今回は殆どの店が開いてました。

NA891便は定刻より少し早く到着現地時間9時15分に到着
何時もお願いしてるチャンさんに今回もお迎えをお願いしました
知り合いがいると言うのは本当に安心です
出口で電話を入れると大勢の人混みの中から手を振ってる
チャンさんを発見(笑)

早速タクシーに乗りホテルに直行し明日の買い物のお手伝いをお願いし
日本からのお土産を渡して無事就寝


今回の旅の写真集です



今回も、家内には世話になってるのでそして満足してもらうのにビジネスクラスを
6時間30分ほどで、映画2本ほど観てるとベトナム上空に到達します


ビジネスクラスの空間とシートには、家内も満足げな顔で収まってくれてるので安心しました(笑)
海外旅行は良いですね〜〜国内の旅には無い楽しみとワクワク感がたまらない(笑)
と、思ってるうちにホーチミンに到着
今夜は、ホテルにチェックインして寝るだけです。


朝起きて、朝食を済ませ両替屋に行く途中での姿です
ホテルの前はグエンフエ大通り公園ですが、朝は人が殆どいません


家内も登場してるので、恥を忍んで本人も登場(笑)マスクしてるからいいか(笑)
今日の予定は、チャンさんとスーパーに出掛けて家内の母屋下の調達です
さすがに、30数人分のお土産品は、1か所では調達し切れず2軒3軒と梯子をしての買い物でした。



買い物が、終わればお腹も空いて来て昼食の時間です(笑)
私の要望で、家内にカニ専門店でのカニ料理を食べさせました





カニチャーハンとカニの春雨炒めです
何とも言えない美味しさに家内も自分も満足





これが、カニの爪の揚げ物です
日本では、殆どお目に掛かれません
美味しい〜〜〜〜〜




これが、店先に並んでます
カニと言っても、海のカニでなく川ガニですね


これが、夜のグエンフエ大通り公園です
若者や家族連れで賑わいます。



家内は、果物の女王と言われるマンゴスチンが大好きです。
それを知ってたチャンさんが、市場から調達してホテルに届けてくれました
もちろん、ナイフも一緒に(笑)気が利いてます(笑)
マンゴスチンの旬は6月から7月なのに、高いマンゴスチンだったのではないかと思ってます
でもでも、美味しかった〜〜〜〜ありがとうチャンさん
今日は、ミトー市のThuさん一家に逢いにメコン川まで行きます



11年ぶりにメコン川に来た家内のテンションは上がりっぱなし(笑)
それもそのはずThuさんは、家内も娘も息子も15年も前からの知り合いだったからです。
川幅3qもあるメコン川を横断しタイソン島での昼食です
そして、この茶褐色のメコン川に遠くに見える吊り橋の完成と時代の流れを感じさせてます
メコン川は、源泉は中国からミャンマー・タイ・ラオス・カンボジアと渡り
ベトナムに三角州(メコンデルタ)を作り東シナ海に流れ込む川です

観光用のジャングルクルーズをして昼食会場に向かいます



ミトーに来たら、ココナッツジュースを飲みたいと家内が言っていたので早速お願いしました
私は、青臭いので好きじゃないので一度味わっただけで飲んでません(笑)



飲み終えたら割って中身の果肉を食べてみます
これが昔大騒ぎになっていたナタデココの原料です(笑)



この魚も、メコン川に行ったら絶対食べたいと言っていたエレファントフィッシュのから揚げです



ベトナムの定番料理上げ春巻きです



エレファントフィッシュは、この様にライスペーパーと野菜をまいてヌックマムを付けて食べます



これも定番料理で、豚肉を巻き付けて揚げたもので名前は分かりません(笑)



これがベトナムでの一番の定番料理、生春巻きです



これは、初めて食べました。
聞くと、シジミの中身だけ取り出して揚げたものらしい
これが、自分にも家内にもとっても美味しくてビックリ!!
日本でのシジミは、みそ汁の具に使うくらいで小さな中身を取り出しての
料理は考えもしませんね。
ベトナムの、メコン川流域の川や沼地は養分が豊富でシジミも大量に獲れるので
この様な料理が出来たのだろうと思います。



大きな川エビの料理です
さすがにメコン川だからこそ大きく育つエビなんですね



Thuさんの家に訪問したら、私が大好きなザボンが用意して有りました



日本では絶対食べられない果物の一つです
名前はザボンですが、日本に有るミカン栽培をしてる場所のザボンとは全く違います
酸っぱ味は全くなく、ほんのり甘くお腹いっぱいになるまで食べられます(笑)
もちろん、ジュースにしても大変美味しいものです。
毎回、レストランではザボンジュース飲んでます、マンゴージュースの様に
甘味が口の中に残らずサッパリ感が美味しい



又の再開を約束して、Thuさん一家とお別れをして来ました



お父さんも寂しそうに見送って頂きました



このThuさんのお父さんが、私の娘のためにと腕を奮ってお土産品を造って頂きました
ありがとう

4日目は、ブンタウリゾートに行って来ました



初めて食べるイカの揚げ物です



エビの蒸した料理



一番食べたかったエビ料理
日本で言うと伊勢海老になります
ここベトナムでは、水槽に居るエビを注文すると料理してくれます
値段は、分かりませんが多分日本の伊勢海老よりは、はるかに安いく食べられると思います
家内は、美味しくてもう一匹追加してました(笑)



この道路には、信号機が無いのでどこでも良いからバイクと車の間を
横断します(笑)
横断の心得
流れに沿ってやや斜めに、しかもバイクの運転者の顔を見るように
ゆっくりと歩くと、バイクの方で避けてくれます。
決して、急に立ち止まったり急に走ったりは事故の元になります
怖いと言えば怖いですが、ゆっくり横断するとバイクの方が上手に避けてくれます(笑)
家内は、私の脇に張り付いたままでした(笑)


いよいよ今夜は帰国です
ところが、昨日ブンタウで料理がおいしいと食べ過ぎた家内が油で胃をやられたらしく
ムカムカして昨日の夕食から食べずに就寝しまた。
私も付き合いで食べずに寝たのでさすがに朝は腹が減った

元々、家でも揚げ物には注意はしてるのですが美味しくて思わず食べたのが原因らしい
今朝起きたら調子が良くなったと朝食を食べたら再び胃が怒り出して
ついには、嘔吐するほどになってしまい、ホテルのチェックアウト後夜までチャンさんの家に
お邪魔する予定でしたが、もうどこにも行きたくないし動きたくないと言い
空港まで行って休んでいたいと言い始めたので可愛そうになり
チャンさんに、吐き気止めの薬を持ってきてもらい、その足で空港に直行し
写真の様に、死んだように寝て回復を待ちました(笑)




こんな写真の様な姿なので、誰一人近寄って来ませんでした(笑)
多分、傍目からはコロナ感染でもして熱でも出して休んでいるんだろうと
思われたものと思います(笑)

この場所で、チェックインが始まるまでの約7時間ほど頑張りました(笑)
元気な自分には、昼食も食べず夕食も食べず苦痛以外有りませんでした
でも、家内の前でそんな顔や言葉は出せないのでひたすら時間を待ちました(笑)
途中で、トイレに行って真冬用のタイツやシャツに着替えながらウロウロ何度したか(笑)
腹が減ってバインミー(日本ではホットドッグ)とジュースを売店から買って一人で食べました

その甲斐が有って、チェックインする頃には家内から笑顔が出るほどに回復し
そしてまた、ハプニングが
ベトナム出国時の最後の難関が手荷物検査なんです
事前に家内には要領を伝えておきましたが、金属探知機が旧式なのか
感度が良過ぎるのか、少しの金属反応でもピーピーと鳴ります
その都度、前に戻りやり直しと持ち物検査
しかも、ここにいる職員はエリート中のエリートらしく顔に書いて有ります(笑)
日本の空港とは全く違います。
前置きが長くなりました(笑)
家内は、4年前に膝を骨折してビスが3本入ってるんです(忘れてました)
羽田では鳴らなかったのですっかり忘れてました
何度やり直してもピーピー鳴って、家内もすっかり焦ってます、しかし、こちらから声を掛けたり
説明をする事が出来ないのがベトナムなんです。
そのうち、膝付近で金属探知機が鳴るのでやっと家内も理解して来たようで
審査官にも通じたようでやっとの思いで出て来ました。

その後、家族の顔が浮かんで来たのかGODVAショップの免税店でチョコレートを元気に買い
ラウンジで遅い夕食を、家内もフォーが食べられるほど元気になり
ほっとして、自分は腹が減ってフォーを2杯も食べてました(笑)



帰りの飛行機から夜明け間近の東の空です

6時間後、無事日本に着き家内も益々元気になり笑顔も出るし安心し
帰りの車の中では、ラーメンでも食べてから家に帰ろうと言い始めるまで回復(笑)

日本に着いた気持ちは、まるで我が家に戻って来たような元気でした。
それもそのはず、ベトナムに居る限りは、何が起きても異国です、日本に戻れば我が天下なんですね(笑)

ビジネスクラスの座席シートは、フルフラットにまっ平らのベット状態になるので
毛布に包まって睡眠もとれ家内も元気に回復したのでしょう


以上で私の35回目のホーチミンの旅が終了致しました
久しぶりに、色々なハプニングが有った楽しくも苦しくも思い出になる
旅が出来ました。

さて、次は何月に行こうかなと・・・・・