|
住宅の新築やリフォームを考えた時先ず最初の情報手段としてSNSが使われる時代に なっています。 一生に一度の住宅建設には敏感になるのは当然の事でしょう。 テレビCMをしてる大手だから安心、だけど地場の小さな工務店は信用が持てない・・・・ 果たしてそうでしょか? どんなに有名な会社であっても現場で作業する大工職人は元々は地場で大工仕事を していた職人であって特別な人が作業してる訳ではありません。 中には、数週間の見習い期間を経て現場作業してるものや、安い労働力の外国人まで 現場に居るのを見掛ける事さえあります。 そして、殆どの工事は個々の業者が決められた金額での請負工事をしてるのです。 住宅価格を安くしようと考えた場合はどうなるでしょうか? 答えは、住宅会社の利益は変えません、変えるのは請負職人さんの金額を減らします。 住宅会社の殆どは下請け業者の工事費を下げて職人を泣かせて価格を抑えてるのが 実情なのです。 つまり、現場の職人が損をしようと得をしようと会社には関係ないのです。 自分の仕事に誇りを持ってしても、請負金額が安ければ自ずと利潤を上げるために手抜きや 工夫をしてしまうのは極自然であり、職人の心の篭った建物とは程遠くなります。 そのシワ寄せがお客様の夢のマイホームに影響する事はあってはならないと思いますが、 実際は、現場でコッソリ行われてると考えても不思議は有りません。 大手のハウスメーカーは、CMや展示場そして営業マンと、住宅を買っていただく以前に 莫大なお金が掛かってます、それは全て住宅価格に載せられているので安く出来る訳が ありません。 ハウスメーカーの営業マンはお客様と契約が取れ契約してからが本当の意味での 営業マンになります。 それは、工事が終わるまでにあの手この手を使って基本仕様からのグレードアップを提案し 追加工事の上乗せを提案して来ます。 こんな営業マンが、会社にとって喜ばれる一人前の営業マンなのです。 終わってみたら、全然安くなかったと言う話しを良く耳にしますが、主に安売り住宅を 売りにしてる会社等がこれに当たります。 また、安さを売り物にした見掛けは良くても中身を理解してないと10年経って改めて 「安かろ悪かろ」に気付く事も有るようです。 地場で頑張る工務店の職人さんは、全員が営業マンであり監督でもあるので、見えない 部分での仕事であっても安易な妥協はしません。 最後に、地場の工務店がお客様に灰色の印象を持たれれば、安心感の有る有名会社を 選ぶのは当たり前の成り行きです。 「選ぶのはお客様」「選ばれるのは業者」そう思い私達は日々の努力を惜しまず頑張ります。 |

