エアサイクル住宅の完成まで(エアサイクル住宅Cm工法)


基礎にはCm工法独特の防蟻処理をした30mmの断熱材を外側と内側に施工します
しかも、型枠を兼ねるのでスラブ部と立ち上がりまで同時打ち込みが可能なため
基礎特有のスラブ面と立ち上がり部の密着不足が起こらず工期短縮にも貢献します。
内部は、通風を良くするために布基礎は原則使いません。
その代り基礎の強度を確保するのに写真にあるように鉄筋コンクリートのコラムベース
と言う円柱形の基礎を設置します。



壁と屋根の裏側からの画像です
壁面はダイヤカットされた35mmの断熱材を隙間無く張り付けます。
床下からの空気は、このダイアカットされた溝を通り小屋裏へと運ばれます。
もちろん、真冬のグラスウール特有の内部結露も防げます。



屋根面の断熱材の施工写真です
真夏に太陽に照らされ高温になった屋根内側の熱は、野地板と屋根ボードの隙間を
通り屋根最高部にある棟換気設備より随時排出される仕組みになってます。
従って、屋根面で熱せられた熱は断熱材が遮断しますので小屋裏には殆ど影響を受けません
そのため、小屋裏の温度が上がらないため室内は過ごし易くなります。
もちろん、冷暖房器具による効果も非常に優れ省エネに貢献します。



従来の大屋根構造では夏の熱さや冬の寒さが室内に影響してしまい
冷暖房効果には非常にデメリットな部分が大き影響します。
その点Cm工法ならではの優れた屋根ボード(断熱材)を使用するため
大屋根構造も容易に出来るので梁組を現したモダンなリビングも実現出来ます



リビングの天井面を見る
真冬・真夏の断熱も完璧で過ごし易く結露も起きません


アイランドキッチン
断熱効果に優れているのでオープン形式のワンルルームLDKも
部屋を広々と使えます。


屋根付き木製デッキテラスを付けたエアサイクル住宅の完成外観